素人の素人による素人のためのフラッシュライトBlog

ThruNite Neutron 2A V2

超絶性能を引っ提げてリニューアルしたThruNite Neutron 2A V2

Neutronという名は継承していますが、外観及び操作性はまったく別の
ライトに仕上がってます

Neutron 2A 2
                       ThruNite Neutron 2A V2


・諸元

搭載LED  CREE XM-L2 U2
動作電圧  0.9-5V
サイズ    全長146.5×直径25.4mm
重量     73g(電池除)

明るさとランタイム
Ni-MH 2400mAh 単三型充電池×1

Turbo/480 ルーメン /80min
High/230 ルーメン / 90min
Mid/70 ルーメン / 3h
Low/11 ルーメン / 72days
Moonlight/0.04 ルーメン/33days

Ni-MH 2400mAh 単三型充電池×2

Turbo/800 ルーメン /200min
High/230 ルーメン / 215min
Mid:/70 ルーメン / 7h
Low/11 ルーメン / 7days
Moonlight/0.04 ルーメン/68days

付属品  クリップ、予備Oリング、ホルスター、エクステンション(延長)チューブ



操作性ではテールスイッチを廃し、ヘッド部にサイドスイッチが配置されました
何だかこの数年でサイドスイッチを搭載するモデルが急に増えたように感じます
流行りなのかな?


Neutron 2A 3


グリップした感触は細すぎず、スイッチの位置も個人的には及第点だが
暗闇ではスイッチの位置を探し当てるのに多少慣れが必要でしょう


小生の手元にあるサイドスイッチ搭載ライトと比較してみます


Neutron 2A 4


この中では一番小さなサイドスイッチです、またボディからの飛出しが
一番少なく、素材も唯一ゴムではない


Neutron 2A 8


こちらは延長チューブを外して1AAライトにした状態になります

非常時に1AAでも使えると言うのは、実際そのような場面に遭遇せずとも
心理的な安心感には繋がる


Neutron 2A 12


クリップは着脱式

サイドスイッチ搭載なのでテール部には何もない
宣伝?のURLがプリントされているのみ

ただ真っ平らではなく、ヘッドを上にしての安定性を確保するためか
リング状の造形になっている


Neutron 2A 11


基本パーツはヘッド、延長チューブ、長めのテール部で構成されています
1AAライト状態でのテール部はライトの胴体も兼ねている


Neutron 2A 7


Neutron 2A 5


リフレクターはスムースタイプ、搭載LEDはCREE XM-L2のU2ランク


Neutron 2A 9


ちなみにヘッド径がLEDミニマグライト2AAとほぼ同じなので、ミニマグライト用の
ディフューザーがそのまま装着できましたよ

Neutron 2A 10




ちょっと脱線してThruNiteの他のライトとローレット加工部(ナーリング)の形状を
拡大比較してみます


Neutron 2A 13

まずはNeutron 1A

やや突起先端が潰れています


Neutron 2A 14

続いて18650を使用するLynx

こちらは突起の先端に2本の切削ラインが確認できます


Neutron 2A 15

最後にNeutron 2A V2

突起がなくピッチがやや大きい正方形のローレットです

ローレットの形状は購入前のショップ掲載の外観写真では中々窺い知ることが出来ませんが
長時間の使用ではストレスが蓄積されていく中々重要な要素だと思います
GENTOSのドミネーターの評判が悪いのは皆さんご存じの通り



・操作方法

消灯時からサイドスイッチの長押しでMoonlightモードが点灯
消灯時からサイドスイッチの短押しでMoon以外のモードが点灯し、点灯状態からスイッチ長押しで
Low→Mid→Hi→Mid→Low→Mid ...とサイクルする
どのモードからでも素早いダブルクリックでTurboへ移行し、Turboからはスイッチの長押しで
Hi→Mid ...と調光できる
Turboは消灯時からのダブルクリックでも点灯が可能
消灯するにはスイッチを短押しする

ヘッド、テールのどちらを緩めてもロックアウトが可能
また消灯時のモードで次回再点灯が可能です





屋外照射テストに行ってきました


2AAで実施 eneloop 1.2V 1900mAh


Neutron 2A Mutoka
                         無灯火  距離約100m

Neutron 2A Hi1
                               Hi

Neutron 2A Turbo1
                              Turbo



Neutron 2A Low2
                           Low  距離約5m

Neutron 2A Mid2
                               Mid

Neutron 2A Hi2
                               Hi

Neutron 2A Turbo2
                              Turbo


Neutron 2A Low3
                               Low  

Neutron 2A Mid3
                               Mid

Neutron 2A Hi3
                               Hi

Neutron 2A Turbo3
                              Turbo



Neutron 2A Low4
                               Low  

Neutron 2A Mid4
                               Mid

Neutron 2A Hi4
                               Hi

Neutron 2A Turbo4
                              Turbo


右奥に豊田スタジアムが見えますね

Lowは屋外では暗すぎて使えないが、近接用途では充分
Midからは格段に明るくなり、Turboになると自動車のディスチャージ並みです



Neutron 2A Moon5
                       Moonlight   距離約0.5m


Neutron 2A Low5
                               Low


メーカースペックでは2400mAhのNi-MH2本で800ルーメンとなっていますが
実測では700ルーメン前後のよう
真に800ルーメンを発揮するのは14500を装填時だけのようです
しかしここまでの明るさになると数十ルーメンの違いなど同時に比較したとしても
一見して違いを判別できるものではないでしょう
重箱の隅をつつくように数値にこだわる人もいるかもしれませんが、
同世代のその他2AAライトに比ぶればブッチギリで明るいのは疑いようもない

動作電圧が5Vまでなので、14500×2本では使わない方が良い



2AAでのランタイムテストを実施してみました

ほぼ新品の1900mAh eneloopを使用
ライトを固定し壁に向け照射、距離1.1mの所でルクスメーターで照度を測定


Neutron 2A 16


Turboはキッカリ4分でHi230lmへ減光し、消灯するまでその明るさを維持します
ただ4分後にHiに落ちても一度ロックアウトしてから再度通電させればTurboに耐える
電池の残量がある限り何度でもTurbo点灯させる事は可能なようです
小生も4回くらいこれを繰り返しましたが、Turbo再点灯の度に本体の温度も上昇して
最後の方は素手で握るのは困難な程熱くなったのでこの方法はオススメできません

またTurbo→Hiで消灯するまで連続点灯させると、スイッチを何度押しても何も反応
しなくなりますが一度ロックアウトして再度通電させるとその後それより暗いモードでの
連続点灯は出来るようです

ただこれは練り歯磨きのチューブの中身を最後の最後まで絞り出すかの如く
電池の残量を使い切ろうとするため、2AA状態では以前記事にした「転極現象」により
液漏れの危険があるので、緊急時以外にアルカリ乾電池でこれをやるのは
あまりオススメできません

電池の種類にもよると思いますが、TurboやHiではモードを維持できないほど電池の残量が
減ると素早く二回の点滅を1~10回程度繰り返して消灯します。その間数秒から数分です。
Lowのように暗いモードではその点滅状態がかなり長く続いた後に消灯しました



サイドスイッチに移行した新型Neutronは闇夜での手探り状態からの
即射性ではテールスイッチ搭載の前モデルから明らかに実力を落としている
これは緊急事態で使うことから離れ、デイリーユースにシフトしたとも受け取れる
サイドスイッチモデルは頻繁に明るさを変更するウォーキングなどの長時間の
使用で使い勝手が良い
万人受けを狙っているのかもしれない

800ルーメンクラスにもなると、ヘッドの放熱にも上手く対処せねばならず
通常ならば幾重にも重なるイカつい放熱フィンを刻みたいところだと思いますが
そうすると女性などはデザインでまず敬遠してしまうことでしょう
その時点で使う人を選んでしまうと言う訳だ

新型Neutronは放熱フィンも嵩が低く、ピッチも目立たない大きなものになっているし
ステンレスベゼルが無い事やストロボが非搭載なのからも「万人受け」への配慮がみて取れる
Turboが4分間のリミッター付きなのは放熱との兼ね合いの結果が影響しているのかもしれない

ライトそのものは、一般に広く使い易いライトに仕上がっていると感じる


Neutron 2A 6




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2014-09-10 : ThruNite : コメント : 10 : トラックバック : 0
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非公開コメント

田んぼ道では800ルーメン効果大
詳細なレビューをありがとうございます。楽しく読ませていただきました。

私の場合、2A-V2のスイッチは手探りでは見つけられず不満です。PR11はすぐに見つかります。URLの件、私のライトにはありませんでした。初期ロットだけ入っていたのでしょうか?

Moonlightモードは真っ暗な状態に目が慣れてからならそこそこ見えますが、私としては約二倍の0.1ルーメンは欲しかったです。

記事中写真の真ん中PR11と下側の2A-V2を持って、街灯が無い田んぼ道を歩いてみました。使用電池はどちらも14500です。2本同時点灯させて歩くと街灯が無くても安心です。

2A-V2の230ルーメンでは心細く800ルーメンで非常に安心出来ます。自動車が来ても大きく離れて通過してくれます。ボディが暖かくなってきたなと思う頃Highに下がりますが、直ぐにもう一度800ルーメンにしてHighに落ちる頃にはだいぶ暖かくなりますがまだ素手で持っていられます。他のライトに比べて発熱が少ないと感じます。

もう一方のPR11はいつの間にか不具合が生じていて14500では360ルーメンのみで点灯するようになり調光出来ずです。2AAでは正常に調光出来ます。当初14500では1AAと同じ明るさにしかならず不満だったので360ルーメンは嬉しい不具合でありまだ修理には出していません。

どちらのライトもポケットに入れたくて14500一本で使用しています。2AAより点灯時間は短くなりますが単三一本サイズから得られる明るさには変えられないものがあります。
2014-09-11 02:00 : mytoshi URL : 編集

mytoshi 殿 コメント有難う御座います

Moonlightモードは、これを常用するには確かにかなり暗く感じますね
ただ枕元に置いておき、深夜に目覚めてゴソゴソ探し物したり
登山で消灯した後の山小屋でザックの中身を確認するような用途では
夜目を刺激しない程度のチューニングなのかなぁとも思います

LowとMoonlightの中間の明るさが欲しい人もいるでしょうね
この辺は個人のスキ好きですね

コンパクトなAAセル(14500)で800ルーメンを発揮するとは、
凄い時代です
2014-09-11 21:02 : 肥後ノ守(ひごのかみ) URL : 編集
初めてコメさせていただきます
にわかに信じがたくて、読み違いかとも思い確認をさせていただきたいんですが、2AAでなくても14500を1本使用で(短時間とはいえ)800ルーメンが出せるのですか!?
その場合Hi,、Midは目視で何ルーメンくらいになるでしょうか?
教えていただければありがたいです。
2014-09-13 01:45 : まりん URL : 編集
まりん 様 ご訪問ありがとう御座います

ご質問の件ですが、ご存じの通り14500リチウムイオン充電池は
単セルでも3.7V(満充電4.2V)なので、単三2本よりも電圧が高くなります
ライトの明るさは電圧のほうに強く影響を受けるので
14500を1本でも2AAよりも明るくなります(Ni-MH×2は満充電でも2.8V程度)
小生は14500を常用していませんし、積分球でルーメン値を正確に算出できる
環境にはありませんが、海外のサイトでは確認済みのようですよ
それと既に購入されている他のユーザーからも14500×1で800ルーメン
出力を確認されていますね

ちなみにHi以下の明るさはどの電池を何本使っても基本的に同じのようです


ThruNiteの担当者からのメールに参考でこのURLが添付されていました

http://www.candlepowerforums.com/vb/showthread.php?389222


3/4ほど下にスクロールした所に青い表がありNeutron 2A 2014という項目を
見ていたけると参考になるかと思います


2014-09-13 08:05 : 肥後ノ守(ひごのかみ) URL : 編集
詳しいご説明ありがとうございます
ぜひ購入したいところですがAmazonでは再入荷の予定が無く、なぜか他のライトショップでは取り扱いが無いようで残念です。
こちらのサイトはライトの詳しい説明や照射画像はもちろん、非常時や防災についてのお話も示唆に富み、大変参考にさせていただいております。
今後も楽しみにしております。
質問にお答えいただきありがとうございました。
2014-09-13 12:30 : まりん URL : 編集
次ロットは10/15頃入荷かも
横槍コメントで済みません。

初期ロットが売り切れただけでしょう。

製造メーカーのweb shopによると10/15頃入荷予定だそうです。
http://www.thrunite.com/neutron-2a-v2/
2014-09-14 09:34 : mytoshi URL : 編集
ThruNiteから
今朝直接当方にメールが来ました。
Amazonで9月17日に入荷予定だそうです!
一時削除されていた取り扱いページも復活していました。
2014-09-15 17:57 : まりん URL : 編集
amazonの入荷日、小生も確認いたしました

今週末には手元に届きそうですね、

良かったですね

2014-09-15 19:46 : 肥後ノ守(ひごのかみ) URL : 編集
No title
肥後ノ守さんのブログ記事と、AmazonやThruNiteでのランタイムの長さ表記が大幅に違うのですがライトの仕様が変わったのでしょうか?
2014-12-13 16:27 : URL : 編集
こんにちは

ランタイムに関してですが、まず小生が入手した時はメーカースペックには
2400mAhのNi-MHでの数値が記載されていたと思います
しかし本ブログのランタイムグラフにはグラフの上の文章にある通り
1900mAhのeneloopを使用しておりますので、ランタイムも単純計算で80%程度に
短くなっていると考えられます

TnruNiteの最新WEBページを確認したところ、LEDは XM-L2 U2とかわらず
2x AA(NIMH 2450MAH)でTurbo(730 lumens /212 minutes)に変わっていました
これはeneloop proを想定してついでに単三Ni-MHを使用した時の正しい明るさの
730lmに記載が変更されたのでしょう

ランタイムテストはしていませんが、eneloop proを使えば1900mAhに比較して
120%の容量なので減光しつつもTurboでスペック通り200分前後になると思いますよ


2014-12-13 18:13 : 肥後ノ守(ひごのかみ) URL : 編集
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プロフィール

肥後ノ守(ひごのかみ)

Author:肥後ノ守(ひごのかみ)
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趣味で収集した懐中電灯の紹介、
その他、防災や登山、写真に
ついてのブログです

フラッシュライトの購入を検討されて
いる方の参考になればと
思いブログをはじめました

紹介するライトは単三電池を
使用するものが主です

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