素人の素人による素人のためのフラッシュライトBlog

ThruNite TH10 (NW)

ThruNiteからはおそらくお初であろうヘッデンのTH10が登場しました

TH10 1


18650が1本のヘッデンは他メーカーから既にいくつかリリースされていますが
ThruNite TH10が優れているのは、MAX750ルーメンの明るさと価格の安さです

たとえば565ルーメンのNITECORE HC50は7280円、一方このTH10は4695円と
6割程度の値段で購入できる (2015.6.12時点のamazon価格)

機能がまったく同じではないので単純な比較はできませんが、4000円台というと
GENTOSなどとも競合するような価格帯なので非常にコスパが高いと思う



・諸元

搭載LED  Cree XM-L2 LED
明るさ     Low:11lm、 Medium:172lm、High:490lm、 Turbo:750lm、
        Firefly:0.2lm、SOS:750lm
ランタイム  Low:107h、 Medium:9h、High:178min、 Turbo:118min、
        Firefly:65days、SOS:270min
使用電池  18650×1、 CR123A×2、 またはRCR123A×2
使用電圧  2.7-12V
照射距離  最大148 m
サイズ    77.8 mm(H) × 53 mm(L) × 32.2 mm(ヘッド直径)
重さ     132.4 g(電池なし)
材質     エアクラフトアルミ 傷防止ハードアノダイズド処理プレミアムタイプⅢ
保護等級  IPX-8




TH10 2


付属品はヘッドバンドとOリング、交換用のスイッチゴム

TH10はヘッドバンドに装着することでヘッドライトとして使用できます

TH10 14


この写真ではスイッチを上側にしていますが、下側にして装着すると
親指でスイッチ操作ができるようになる

小生はとりあえずヘッデンとして一通り使用してみて、現在は自宅にて
ライト単体で使っています


TH10 11


ちなみに自立させることも出来ますよ


TH10 13


デザインは最近のThruNiteのその他の製品と共通しており、シンプルながらボリュームが
感じられる。放熱フィンもエッジが鋭利ではないのでバッグやポケットから
取り出す際にも引っ掛かり難くなっています

TH10 3


Neutron 2A V2との比較


TH10 5

TH10 6


LEDはCree XM-L2という大型のものが一つ搭載されています
リフレクターはOPタイプで周辺光はかなり拡散されますが、中心光もしっかり残ります


TH10 7

本体右側の「OPEN」の矢印の方向に回すと電池室の蓋が外れ18650を1本か
CR123A×2本を装填します
装填方向は奥が+、手前が-です

TH10 8

TH10 10


蓋を閉める時、何というかゴリゴリした感触がありまして、確認すると-側のスプリング端に
製造時のバリが残っておりこれが18650のマイナス側を削っているようだったので
電動砥石で軽く削って解決しました (金メッキが少し剥がれましたが)


TH10 4


全ての操作系はこの一ヵ所のスイッチに集約されています
内部のゴムの交換の際にはスナップリングプライヤーが必要になります



・操作

プッシュスイッチを短押しすると点灯
点灯状態でスイッチの長押しでLow→Mid→High→Low...の順で調光します
消灯時、点灯時どちらでもスイッチをWクリックすることでTurboへ移行
Turbo状態で再度WクリックするとSOSモードへ移行します
スイッチの短押しで消灯します

メモリー機能が搭載されており、消灯時の明るさで次回再点灯可能





屋外照射テストです




TH10 Low 1

Low

TH10 Med 1

Med

TH10 Hi 1

High

TH10 Turbo 1

Turbo




TH10 Low 2

Low

TH10 Med 2

Med

TH10 Hi 2

High

TH10 Turbo 2

Turbo





TH10 Low 3

Low

TH10 Med 3

Med

TH10 Hi 3

High

TH10 Turbo 3

Turbo





TH10 Low 4

Low

TH10 Med 4

Med

TH10 Hi 4

High

TH10 Turbo 4

Turbo





TH10 Low 5

Low

TH10 Med 5

Med

TH10 Hi 5

High

TH10 Turbo 5

Turbo





TH10 Low 6

Low

TH10 Med 6

Med

TH10 Hi 6

High

TH10 Turbo 6

Turbo


手元の作業だとLowの明るさが丁度良い感じです
大勢の人が周囲にいる夏の富士山などもこれくらいで事足りそう
Medになると格段に明るくなり、屋外のほとんどの用途はMedの172lm(9h)で網羅できるでしょう
Highはそれよりもさらに明るく非常用といったところですが、Turboとの明るさの違いが肉眼では
あまり感じられないのでTurboの出番はなさそうです

あまり遠くに飛ばす配光ではなく、HighやTurboでも50mくらいまでの比較的近距離を
より明るく照射できる様になるだけですが、ヘッデンの用途から考えると
そのほうが使い易くもあるかもしれません

使っていて一つ気になるのは、連続して調光する場合はLow→Mid→High→Lowの順な訳ですが
Medで使用中に明るさを一段上げたいと思ってHighに調光しようとすると、再度Low→Mid→High
というプロセスを踏まないとなりません
ここは改善して欲しいところですね


TH10 12


FireflyはThruNite伝統の微光モード、ランタイムは65日間

キャンプなどではヘッデンを直ぐに手に取れる様、Fireflyで一晩中点けっ放しにしておくと
夜間迅速な行動が出来る



ランタイムテストです


体感ではHighとTurboの違いがほとんど無いことから、ランタイムテストはHighで実施しました

ThruNiteの3200mAh 3.6V 18650Li-ion充電池を満充電で使用
ルクスメーターで中心光を測定 (距離1.1m)


TH10 Runtime


Highで点灯させると90分間はほぼ横ばいで、開始時の明るさを維持します
90分から120分の間で測定値は落ちていますが、体感ではそれほど照度の低下は
認められないくらいのレベル

120分を過ぎるとみるみる減光して、140分を過ぎると電池の容量が少なくなったからか
10秒毎に1回点滅するようになり、150分で完全に消灯しました

ちなみに今回の条件ではTurboが4530Lux、Medが1000Lux、Lowが70Luxなので
開始から90分間Highを維持して140分までにMedに落ち、それから10分をかけて
Lowまで減光して間もなく消灯といった感じです

スペック上はHighのランタイムは178分ですが、今回はそれに届かなかった
カタログスペックの84%ですね


ハンドライトと違い、どちらかと言うとヘッドライトはこれまで単三、単四電池が主流でした
なので明るさがどうしても200、300ルーメンが限界でしたが
それがリチウム電池を使用する事によって一気に500ルーメンオーバーの
明るさを手に入れた

しかもこのThruNIte TH10は全金属の全天候モデルながら5000円を切る価格帯で
今後ヘルメットへの装着パーツなどもリリースされれば業務用としても
大いに利用価値がでてくる

リチウム電池を使用するヘッデンは、今後より多くのモデルが展開される事でしょう

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2015-06-14 : ThruNite : コメント : 2 : トラックバック : 0
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非公開コメント

レビューを待ち焦がれていました。
TH10のレビューを心待ちにしていました。
屋外照射テストやランタイムなど詳細な情報を感謝します。

> ちなみに自立させることも出来ますよ

この一文を見て購入意欲が高まって来ました。

ヘッドライトは持っていないので、このような使い方は考えても見なかったです。「自立出来る」ならヘッドに付けなくてもL字型ライトのような感覚で扱えそうです。

又、「Firefly 0.2lm」は絶妙な暗さで良いと思います。2A V2の0.04ルーメンは暗闇でも暗過ぎると感じますから。
「Mid 172lm」は発熱をまったく気にせず使えそうですし「9時間」は凄い。
「Low 11lm」もちょっと明かりが欲しいという時には丁度良い明るさです。
贅沢を言うと「60lm」くらいのところもあれば即購入なのですが。
2015-06-14 15:29 : mytoshi URL : 編集
mytoshi 様 こんにちは


TH10はThruNiteのヘッデン第一号?なのでまだまだ改善の余地はありますが
4AAのヘッデンなどに比較してコンパクトで電池交換の煩わしさも
軽減されます
記事には書きませんでしたが、リチウム充電池モデルには電池を外さずに
直接充電できる機能があればパーフェクトなんですが
(端子が増えるので防水性が落ちるかもしれませんが)

気が早いですが「V2モデル」で短所が改善されるといいな~と思ってます


2015-06-14 23:09 : 肥後ノ守(ひごのかみ) URL : 編集
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プロフィール

肥後ノ守(ひごのかみ)

Author:肥後ノ守(ひごのかみ)
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趣味で収集した懐中電灯の紹介、
その他、防災や登山、写真に
ついてのブログです

フラッシュライトの購入を検討されて
いる方の参考になればと
思いブログをはじめました

紹介するライトは単三電池を
使用するものが主です

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